スーパーの鮮魚部門で働いてみたいと思っていても、
「実際に1日どんな流れで仕事をするの?」
「朝は忙しいって聞くけど、何をするの?」
と気になる方は多いのではないでしょうか?
鮮魚の仕事は、魚をさばくイメージだけを持たれがちですが、実際には品出し・加工・パック・値付け・売場づくり・清掃など、さまざまな作業があります。特に朝はスピードが求められ、最初は大変に感じることも少なくありません。
この記事では、スーパー鮮魚の1日の流れを時間帯ごとに分かりやすく解説します。
これから鮮魚部門で働きたい方、配属されたばかりの新人の方、鮮魚の仕事が自分に合うか知りたい方は、ぜひ参考にしてみて下さい!
新人が最初に覚える仕事を知りたい方は、こちらも参考にしてください。

鮮魚の仕事全体が覚えられないと感じている方は、先にこちらの記事も読むと流れがつかみやすいです。

鮮魚の仕事は1日を通して何をするの?
鮮魚部門の仕事は、ただ魚を切るだけではありません。
スーパーの鮮魚は、開店前の準備から始まり、営業時間中の品出しや追加製造、閉店前の片付けまで、1日を通してやることが多い仕事です。
店舗によって多少の違いはありますが、大体は基本的には次のような流れで進みます。
- 朝:荷下ろし、売場確認・品出し・開店準備
- 午前:加工・盛り付け・パック・値付け
- 昼~午後:発注・追加製造・売場メンテナンス
- 夕方以降:値引き・片付け・掃除・翌日の準備
特に鮮魚部門は、商品が生鮮品なので、鮮度を意識しながらスピードよく作業することが大切です。1日の流れを知っておくだけでも、仕事のイメージがかなりしやすくなります!
鮮魚の1日の流れ【朝の仕事】
鮮魚で最初に任されやすい仕事は、こちらでまとめています。

朝の時間帯は、鮮魚部門の中でも特に忙しい時間です。
開店前までに売場を整え、商品を並べ、お客様が買える状態にしておく必要があります。
荷下ろしをする
朝出勤してからはまず、毎日納品される生魚や商品を、積み込まれた台車・コンテナなどからキャリーに下ろし振り分けていく荷下ろしをしていきます。
生魚は、前日の在庫や優先順位を考えながら箱をキャリーに積んで作業場のまな板の近くに配置します。
それ以外の商品は、冷蔵品、冷凍品は各保管庫へ、すぐ売り場に出す商品は売り場のカテゴリごと(棚ごと)にキャリーを分けて振り分けてスムーズに品出しできるようにします。
売場の確認をする
出勤したら最初に行うことの一つが、売場の確認です。
前日の売れ残りの状況や、当日の陳列状況を見て、どの商品をどれだけ出すかを考えます。
売場を見ることで、その日足りない商品や、優先的に出すべき商品が分かります。
新人のうちは細かい判断までは難しくても、まずは「どこに何の商品が置いてあるか」を覚えるところから始まります。
品出しで売場を整える
売場確認の次に行うことが、品出しです。
まずはアウトパック商品(センターから入荷されそのまま陳列するもの)などを陳列していきます。
アウトパック商品の陳列が済んだら、作業場で加工作業に入るところが多いかと思います。
品出しは単純作業に見えるかもしれませんが、鮮魚の仕事を覚えるうえでとても大切です。
それは、商品名、魚の種類、売れ筋、売場の配置などを自然に覚えられるからです。
新人が最初に任されやすい仕事でもあるため、鮮魚未経験の方にとっては最初の入口になりやすい作業です。
開店前の準備を進める
開店に向けて、盛り付けやパック作業、値付け作業、魚の加工作業を進めていきます。
事務的な部分では、チラシ商品・チラシ商品のPOP確認、アウトパック商品の売価チェックやバンドル(3パックでいくらみたいな)チェックをしたりしていきます。
この時間帯はスピード感があり、最初は戸惑いやすいですが、毎日の流れが決まっているため、慣れてくると動きやすくなります。
鮮魚の1日の流れ【午前の仕事】
午前中は、鮮魚部門の中心となるピークタイムです。
売場に並べる商品を作り、見栄えよく仕上げて、販売できる状態にしていきます。
魚の加工や切り付けを行う
鮮魚部門の大きな仕事の一つが、魚の加工です。
丸魚を三枚おろしにしたり、切り身にしたり、刺身用に切ったりと、商品に合わせて加工していきます。
ただし、新人が最初からすべての加工を任されることは少なく、最初は簡単な補助作業や、先輩が加工した商品のパック詰めを担当することが多いです。
鮮魚の仕事と聞くと、この加工のイメージが強いですが、実際には加工だけが仕事ではありません。加工はあくまで全体の一部であり、その後の盛り付けや商品化も同じくらい大事です。
パック詰め・盛り付けをする
加工した魚や貝類や塩干物といった詰め物などをトレーに盛り付けていき商品として見栄えよく仕上げていきます。
鮮魚は見た目が売れ行きに大きく影響するため、盛り付けはとても重要です。
同じ魚でも、きれいに整っている商品は手に取られやすくなります。働いてみると分かりますが、お客さんは思っている以上に商品を良く見ていますよ!
新人のうちは「速くやらなきゃ」と焦りやすいですが、まずは丁寧に仕上げることを意識した方が、結果的に早く上達しやすいです。
値付けをして商品化する
パック詰めや盛り付けが終わったら、値付けを行います。
商品名、産地、価格、内容量などを確認し、ラベルを貼って販売できる状態にします。
値付けは単純そうに見えて、実はミスが出やすい作業でもあります。
商品名や産地の打ち間違い、価格の確認漏れ、違うラベルを貼ってしまうなど、慣れないうちは特に注意が必要です。
そのため、新人のうちは一つ一つ確認しながら進めることが大切です。
鮮魚の1日の流れ【昼~午後の仕事】
昼以降は午前中ほど一気に作業が集中するわけではありませんが、鮮魚部門ならではの大事な仕事が続きます。
発注をする
製造、品出し作業がひと段落したタイミングで発注作業に入ります。
売場の状況、バックルームの在庫や今後の広告商品のリストなどを確認しながらミスのないよう数量を打ち込みます。
発注は、締め時間が決まっているので必ずその時間までに終わらせるよう時間を逆算してその日の作業を進めていきます。
新人、入ってすぐの方はまず任されることはないですが、働いていく中で今後担当することになるかと思います。
売れ行きを見ながら追加で商品を作る
午前中に出した商品だけでは足りない場合、追加で製造を行います。
特に週末や特売日などは、昼以降にも商品を補充する必要が出てきます。
売れ行きを見ながら追加で商品を出すことで、品切れを防ぎ、売上にもつながります。
一方で、作りすぎたり出しすぎると売れ残りにつながるため、量の調整が大切です。
この判断は経験が必要ですが、新人でも「どの商品が減りやすいか」を見る意識を持つだけで勉強になります。
売場のメンテナンスをする
鮮魚の売場は、時間が経つと商品が減ったり、見た目が乱れたりします。
そのため、売場をこまめに確認し、商品を補充したり、きれいに並べ直したりする必要があります。
売場の印象はお客様の購買行動に影響するため、ただ商品を置くだけではなく、見やすさや清潔感も大切です。
鮮魚は特に生ものを扱う部門なので、清潔感が重要視されやすいです。
売場に出るついで、休憩に行く前後、帰る前などタイミングを決めて商品整理をする癖をつけましょう!
商品の売り切りに向けて値引きをする
午後〜夕方にかけて値引き作業を行っていきます。
鮮魚は鮮度が重要なため、売れ残りを減らすために時間帯に応じて価格調整をすることがあります。
値引きのタイミングや基準は店によって違いますが、最初のうちは指示に従って値引きをしていきましょう。
鮮魚の1日の流れ【夕方以降の仕事】
夕方以降は、閉店に向けた片付けや掃除、翌日の準備が中心になります。
売場の最終確認をする
閉店が近づくと、その日の売場の状況を見ながら最終確認を行います。
商品が乱れていないか、片付けるべきものがないかを確認し、必要があれば売場を整えます。
この時間帯は、単に終わりに向かうだけではなく、翌日につながる確認の時間でもあります。
売れ筋や残り方を見ることで、次の日の作業の参考にもなります。
作業場の片付けと清掃をする
鮮魚部門では、作業場の清掃がとても重要です。
魚を扱うため、においや汚れが残りやすく、衛生管理を徹底しなければなりません。
まな板、包丁、シンク、床、作業台などをしっかり洗浄し、清潔な状態に戻します。
この掃除をおろそかにすると、次の日の作業にも影響するため、地味でも大切な仕事です。
翌日の準備をして終業する
最後に、翌日に使う備品の確認や、足りないものの補充、売価表やPOPの準備などの事務作業を済ませて仕事が終わります。
こうして見ると、鮮魚の1日はかなり幅広い仕事で成り立っていることが分かります。
鮮魚の仕事で新人がきついと感じやすいポイント
新人が最初に覚える仕事を絞りたい方は、こちらもどうぞ。

「覚えられない」「ついていけない」と感じる理由を、もう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事でもまとめています。

鮮魚部門は未経験でも始められることがありますが、最初はきついと感じやすいポイントもあります。
朝のスピード感についていけない
鮮魚の朝は忙しく、開店前までにやることが多いです。
そのため、最初は周りの動きについていけず、焦ることもあります。
私も新人の時は朝の忙しさとピリピリした空気がしんどかったです・・・。
ただ、最初から完璧に動ける人はほとんどいません。
まずは一つずつ、毎日の流れを覚えることが大切です。
魚の名前や商品が覚えられない
鮮魚部門は扱う魚の種類が多く、商品名も似ていることがあります。
そのため、新人のうちは名前が覚えられず混乱しやすいです。
しかし、品出しやパック作業を続けるうちに、少しずつ自然に覚えられるので大丈夫です。
におい・水仕事・寒さがつらいこともある
鮮魚部門ならではの大変さとして、魚のにおいや汚れ、水仕事、作業場の寒さがあります。
この環境に慣れるまでがしんどいと感じる人もいます。
向き不向きはありますが、実際に働いてみないと分からない部分でもあります。
鮮魚の1日の流れを早く覚えるコツ
鮮魚の仕事を早く覚えるコツについては、こちらの記事で実体験ベースで詳しく紹介しています。

これから鮮魚部門で働く方や、新人の方は、次のことを意識すると仕事の流れを覚えやすくなります。
時間帯ごとに分けて覚える
「鮮魚の仕事」とひとまとめにすると覚えにくいですが、
- 朝は品出し
- 午前は加工やパック
- 昼は発注、売場補充
- 夕方は片付け
のように時間帯ごとに整理すると分かりやすくなります。
最初は全部覚えようとしない
鮮魚の仕事はやることが多いので、最初から品出しも加工もみたいな感じで全部覚えようとするとパンクします!
まずは、自分が担当することの多い作業から優先して覚えていきましょう。
分からないことはその場で確認する
鮮魚部門は、商品名や値付け、加工の仕方など、間違えると重大な事故につながることも。
そのため、分からないことをそのままにせず、その場で確認することが大切です。
聞くのが苦手な人もいるかもしれませんが、早く覚える人ほど確認が上手なことは多いです。
初めての作業をする時は、必ず都度聞きながら進めていきましょう!
鮮魚の1日の流れを知ると仕事の不安は減りやすい
鮮魚の仕事が自分に向いているのか不安な方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

鮮魚部門の仕事は、最初は忙しそうに見えますし、覚えることも多いです。
しかし、1日の流れを知っておくだけでも、「何をする仕事なのか」が具体的に見えてきます。
特に未経験の方は、「魚をさばけないと無理そう」と感じるかもしれません。
ですが実際には、品出しやパック、値付け、清掃など、初心者でも入りやすい仕事から始まることが多いです。
最初は慣れなくて大変でも、毎日の流れが分かってくると少しずつ動きやすくなります。
まとめ|鮮魚の1日は朝の準備から片付けまでやることが多い
スーパー鮮魚の1日は、朝の売場確認や品出しから始まり、午前中の加工・パック・値付け、昼以降の追加製造や売場メンテナンス、夕方以降の片付けや清掃へと続きます。
鮮魚の仕事は、魚を切るだけではなく、商品を作り、売場を整え、衛生的な環境を保つところまで含めた仕事です。
そのため、最初は大変に感じても、1日の流れを知ることで働くイメージがしやすくなります。
これから鮮魚部門で働きたい方や、配属されたばかりの方は、まずは「時間帯ごとにどんな仕事があるか」を覚えるところから始めてみてください。
それだけでも、仕事への不安は少し軽くなるはずです!
鮮魚の仕事についてもっと知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。



