こんにちは、たらしら子です。
私、一応webデザインを学びたいと思っておりましたので、
会社を辞めてすぐに職業訓練校に通おうとしていました。今思えば、色々と無謀でした…。
落ちた側の人間なので、参考になるか分かりませんが、
今回は私が応募した東京都の民間委託訓練に的を絞って話したいと思います。
(選考を受けたのは2021年11月です)
選考について
私が応募したwebデザインのコースに関しては、書類選考のみでした。
各訓練コースによっては面接がある場合もあります。
面接に関しては経験がないので今回は触れません。
私が選考に落ちた理由
これはもう間違いなく、退職日の翌日が入校日だったからだと思います。
そりゃ失業期間がある人とない人じゃ、優先順位がまったく違いますよね〜。
そもそも退職日の翌日が入校日というのは不可能ではないんですが、原則として駄目なんです…。
会社を退職して訓練校に行きたい方は退職日から入校日まで、最低でも1ヶ月以上はあけましょう。
入校に必要な離職票も、退職してから手元に届くまで約2週間程かかりますので。
合格するためには
選考基準は明らかにされていないのではっきりとは分かりませんが、
受講申込書には、
・志望コース・志望理由
・持っている資格
・学歴・職務経歴
・現在の就業状況
・就職活動状況
・パソコン使用状況(操作がどこまで出来るか)
このような記入欄がありました。
応募者の経歴や就業状況を精査して優先順位をつけているのではないかと思っています。
そこからさらに、
・経験やスキルがないため、このままだと希望職種への就職活動が困難である
・再就職したいという強い意思があると判断できる
・失業期間が長い
こういった部分で絞り込んでいるのではないでしょうか。
書類選考のみなので自己アピールはなかなか難しいですが、
チャンスは必ずありますので出来ることはしっかりやっておきましょう。
申込書の志望理由は筋の通った内容で具体的に
自分の言葉でアピール出来る部分です。
なぜこの訓練を受講したいのか?
受講して就職にどう活かすのかを具体的に分かりやすく記入しましょう。
施設見学に行った人はその時の感想も受講理由に含めると良いかもしれません。
これは私が実際に申込書に書いたものです。字が非常に小さく見辛くてすみません。
(志望理由の記入欄が結構狭くて、これくらい小さく書かないと収まりませんでした汗)
今見返すと就職に向けての将来的な意思表示が足らなかったなぁと思います…。
全体的に施設見学会での感想文みたいになってしまってますね。
ボリューム的にはこれくらいで良いと思いますが、訓練は就職することが目的ですので、
知識やスキルを訓練で身につけ、この職種で働きたいという強い意志を見せて下さい。
施設見学には必ず行く
委託訓練は各実施施設で事前に施設見学会を設けています。
具体的な訓練内容なども説明してくれますし、何かあれば直接相談もできます。
行ってみて思っていたのとちょっと違うな…。ということもあります。
パンフレット等で日程を確認し、必ず参加してください。
ハローワークに定期的に通う
訓練校の情報はネットでも確認できますが、
ハローワークに行けば相談もできますし詳しい話も窓口の人から聞けます。
定期的に通い情報を仕入れましょう。
東京都民間委託訓練について
民間の専門学校などが東京都からの委託で訓練を行っています。
私が受講しようと思って応募したのは、webデザイン系コース(訓練期間3ヶ月)です。
本当は県内の訓練校に行きたかったのですが、
時期的にもあまりwebデザインを学べる訓練がなく行きたいと思えるものがなかったんですね…。
そんな訳で都内なら何かしらあるだろうと思い色々調べ、県外からでも通えるということで決めました。
決めた理由
他の職業訓練の内容と比べてみて良いなと思ったこと。
webデザイン・クリエイター系の訓練コースが多い
私は昨年度の12月入校で応募したのですが、
その時はwebデザインのカテゴリだけでも実施校が5校ほどありました。
選択肢があるのは良いことですよね。
申し込みも当時は2つまで、希望が出せました。
カリキュラムが充実している
これは実施校にもよりますが、私が施設見学に行った学校では、
制作会社で現役の方が講師であったり、企業との交流会やプレゼンがあったり、
就職に向けてのカリキュラムやサポートは比較的しっかりしているのではないでしょうか。
応募する際の注意点
▽委託訓練についての案内はこちら
委託訓練受講のご案内 | 民間教育機関での職業訓練 | TOKYOはたらくネット
▽実施予定訓練についてはこちら
訓練実施予定 | 民間教育機関での職業訓練 | TOKYOはたらくネット
日程、応募状況などの確認ができます。
職業訓練は誰でも受講できる訳ではありません。
受講希望者向けのパンフレットがあります。
各ハローワークでも貰えますし上記サイトでも閲覧できますのでそちらでしっかり確認しましょう!
応募資格、受講できる科目一覧、各コースのカリキュラム、
実施施設のアクセス、訓練期間と訓練時間等、
必要な全ての情報が記載されています。
受講申込書もこのパンフレットにありますので必ず入手しておきましょう。
またパンフレットの職業訓練以外と、他の公共職業訓練との併願はしないようにして下さい。
ハローワークが初めての方は、求職申し込みをしてからがスタートです。
まずは住所地管轄のハローワークに行き相談しましょう。
訓練校のwebデザインコースは倍率が高い
私の時(※2021年11月時点)は約4倍と言われました。
施設見学は2校行きましたが見学希望者が非常に多く見学日程を増やして対応しているほどでした。
SNSなどで良くも悪くもこの界隈は賑わっていますからね…。(私もそれで痛い目に遭いましたが笑)
各コースには定員がありますが、大体が30人程度ですね。
施設見学時に過去の応募状況が載った書類を配布されたのですが、
30人の枠に応募者が100人以上なんてのもありました。凄いですよね。
まとめ
この記事では、東京都の民間委託訓練についてお話ししました。
倍率の高いwebデザインの職業訓練ですが、少しでも受かる可能性を上げるために、
・施設見学は必ず行く
・具体的な志望理由(就職に向けて)を説明できるように
・webデザイン・訓練校について学習・情報収集を行う
この3つは進めておきましょう。
webデザインについても、通えるようになってから勉強すればいいや〜ではなく、
今は自力でもある程度学習できるありがたいサイトや環境があるので、それらを活用しながら、
専門用語やデザイン、コーディングの練習はしておきましょう。
応募する際の注意点としては、
・就職意欲が低い(訓練校に入る為の情報収集、求職活動を積極的にしていない)
・前職やスキルなどから、ある程度の技能があり訓練校に通う必要性がない
このように判断されてしまうと、入校は厳しいと思われます。
webデザインコースは、入校できたとしても就職が難しいという現実がありますが、
職業訓練校を出てwebデザイナーとして活躍されている方もいらっしゃいます。
どこで学ぶかというより、自分がどのように学んでいくのかで道は決まってくると思います。
その点では、職業訓練校を受けてみるのも1つの手ですね!
もし仮に落ちたとしても、基本的に受かるまでは何回でも応募できますので、
気になっている方は検討してみてください!
私は今回、職業訓練校に関してはもう諦めてしまいましたが、
webデザインの勉強は、他の形で続けていきたいと思っています♪