スーパー鮮魚の仕事は、「朝が早くてきつい」「体力的にしんどそう」と言われることが多いですよね。
実際、鮮魚部門は開店前までにやることが多く、新人のうちは朝の流れについていけず、大変だと感じやすい仕事というのは間違いないです。
私自身も、鮮魚の仕事を始めたばかりの頃は、朝の忙しさや作業の多さに戸惑ったことがありました。周りはどんどん動いているのに、自分は何を優先すればいいのか分からず、気持ちばかり焦ってしまうこともあります。
この記事では、スーパー鮮魚がきついと言われる理由の中でも、特に朝が大変だと感じやすいポイントをまとめています。これから鮮魚部門で働く方や、今まさに「朝がしんどい」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
鮮魚の仕事全体がなかなか覚えられず不安な方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

スーパー鮮魚はなぜ「きつい」と言われやすいのか
鮮魚部門の仕事がなぜ覚えにくいのかを整理したい方は、こちらの記事もあわせて読むと分かりやすいです。

スーパー鮮魚がきついと言われやすいのは、単純に魚を扱う仕事だからというだけではありません。朝の忙しさ、体力仕事、覚えることの多さ、スピード感のある現場など、いくつもの要素が重なりプレッシャーになりやすいからです。
特に鮮魚部門は、開店前の準備がとても重要です。売場を整え、商品を出し、足りない分を確認しながら開店に間に合わせる必要があります。そのため、朝の時間帯に作業が集中しやすく、「朝がいちばんしんどい」と感じる人も少なくありません。
さらに新人のうちは、流れがまだ分からない中で周りのスピードについていこうとするため、肉体的にも精神的にも疲れやすいです。鮮魚の仕事がきついと感じるのは、決して自分だけではありません。
スーパー鮮魚で朝が大変と言われる理由
鮮魚の新人がまず何から覚えるべきか知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。

1. 開店前までにやることが多い
鮮魚部門の朝は、とにかくやることが多いです。品出し、売場確認、商品補充、加工製造、値付けなど、開店前に終わらせたい作業がたくさんあります。
しかも、それぞれをゆっくりやっている余裕はあまりありません。開店時間は決まっているため、限られた時間の中で売場を出来るだけ万全に整える必要があり、そのプレッシャーが朝の大変さにつながりやすいです。
2. 優先順位が分からないと焦りやすい
新人が朝をきついと感じる大きな理由のひとつが、何を先にやればいいのか分からないことです。周りは自然に動いていても、自分はまだ流れが見えていないため、「今これをやっていていいのかな」と不安になりやすいです。
結果として、手近な作業から始めてしまったり、必要なことを後回しにしてしまったりして、さらに焦ることもあります。朝のきつさは、作業量そのものだけでなく、優先順位の見えにくさも大きいです。
3. 体力的に負担がかかりやすい
鮮魚部門は、水や氷を使う場面も多いため寒さを感じやすく、立ち仕事が中心です。商品や丸魚の入った発泡スチロールなどの重い物を運ぶ、売場を整える、作業台を使って動き回るなど、朝から体をよく使います。
特に慣れていないうちは、無意識に力が入ってしまったり、動きに無駄が多かったりして、余計に疲れやすくなります。朝の数時間だけでかなりぐったりすることもあり、「鮮魚はきつい」と感じやすい原因になります。
4. 商品や作業を覚えながら動かなければならない
鮮魚の朝は、ただ体を動かすだけではなく、商品名、売場の場所、作業の流れなどを覚えながら進めなければなりません。新人のうちは、1つの作業に集中するだけでも大変なのに、周囲の流れも見ながら動く必要があります。
そのため、頭も体も同時に使うことになり、余計にしんどさを感じやすいです。覚えることが多い時期ほど、朝の負担は大きく感じやすくなります。
5. 周りと比べて落ち込みやすい
朝の忙しい時間帯は、どうしても周りの動きがよく見えます。先輩や慣れている人はテキパキ動いているのに、自分は遅く感じてしまい、「向いていないのでは」と不安になることもあります。
でも実際には、周りはすでに流れを知っていて、何を優先するかも分かっている状態です。新人の自分と比べてしまうと、苦しくなるのは当然です。朝のきつさには、こうした気持ちの負担も含まれています。
新人が朝の鮮魚業務できついと感じやすいポイント
鮮魚の1日の流れ全体が分かると、朝の忙しさもイメージしやすくなります。詳しくはこちらの記事でまとめています。

朝のスピードについていけない
鮮魚の朝は、考えながらゆっくり進めるというより、ある程度流れの中で動くことが求められます。そのため、まだ作業に慣れていないと、周りの速さについていけずしんどく感じやすいです。
声をかけるタイミングが分からない
分からないことがあっても、周りが忙しそうにしていると声をかけづらいですよね。そのまま聞けずにいると、余計に作業が止まってしまい、自分の中で焦りが大きくなります。
朝の緊張感に慣れない
開店前の時間帯は、売場を間に合わせる必要があるため、どうしてもピリッとした空気になりやすいです。その雰囲気自体に緊張してしまい、普段できることも落ち着いてできなくなる場合があります。
ミスしたくない気持ちが強くなりすぎる
朝は急ぐ場面が多い一方で、値付けや品出しミスは避けたいという気持ちもあります。その結果、「急がなきゃ」「でも間違えたくない」という気持ちがぶつかって、余計にしんどく感じることもあります。
朝のしんどさを少し減らすための考え方
最初は全部できなくて当たり前と思う
新人のうちは、朝の流れを完璧にこなせなくて当然です。最初から全部を理解して動ける人の方が少ないので、「今日は1つ流れを覚える」「昨日より少し落ち着いて動く」くらいで十分です。
時間帯ごとの流れで覚える
鮮魚の朝を乗り切りやすくするには、「作業名」で覚えるよりも、時間帯ごとの流れで覚える方が分かりやすいことがあります。朝は何をしやすい時間なのか、開店前は何を優先するのか、ざっくりつかめるだけでも動きやすくなります。
朝の開店前は、「開店までにできるだけ満遍なく商品を品揃えする」ことが最優先です。
ただし大体は開店までの時間は限られているため、その中でも売れる物から欠品のないように作業することが大切です。
- 広告商品(チラシ掲載商品)
- 売れ筋の定番商品
- 売場に在庫のない商品
まず最初はこの3つを意識して売場を埋めていくようにすると朝の流れがスムーズです。
分からないことは早めに確認する
朝は忙しいからこそ、迷ったまま止まる時間が長い方がつらくなりやすいです。少し聞きにくくても、「今はこれで合っていますか?」と短く確認するだけで問題ありません。
分からないのに勝手に作業を進めてしまい、ミスしてしまう方が余計に時間を取られてしまうので、まずは分からないことはすぐに聞くことに慣れていきましょう!
周りではなく昨日の自分と比べる
朝の現場では、どうしても周りの速さが気になりやすいです。でも、比べる相手は慣れた先輩ではなく、昨日の自分で十分です。昨日より作業の流れが分かった、迷う時間が減った、これだけでも立派な前進です。
スーパー鮮魚の朝は慣れるまでが特に大変
スーパー鮮魚の朝がきついと感じるのは、珍しいことではありません。むしろ、慣れるまでは多くの人がしんどさを感じやすい時間帯です。開店前の忙しさ、作業量の多さ、体力的な負担、覚えることの多さが重なれば、きついと感じるのは自然なことです。
ただ、朝の流れは毎日まったく同じではないにしても、ある程度パターンがあります。そのため、続けるうちに「この時間はこれをする」「今はこれを優先する」という感覚が少しずつ身についてきます。
最初は大変でも、流れが見えてくるだけで気持ちはかなり楽になります。今きついと感じていても、それだけで向いていないと決めつけなくて大丈夫です。
まとめ
スーパー鮮魚がきついと言われる理由の中でも、特に朝が大変なのは、開店前までにやることが多く、優先順位も求められ、体力的な負担も大きいからです。
さらに新人のうちは、商品や作業を覚えながら動かなければならず、周りと比べて焦りやすいことも、しんどさにつながります。
ただ、朝のきつさは慣れるまでに感じやすいものでもあります。最初から完璧を目指すのではなく、時間帯ごとの流れを少しずつ覚えたり、分からないことを早めに確認したりしながら、少しずつ慣れていくことが大切です。
朝の作業の目標は、簡単に言えば「開店までにどれだけ売場を埋められるか」です。その日の広告商品、売れ筋商品、売場に在庫がない商品。まず最初は、この3つを優先して売場に陳列することを意識して作業すればOKです。
スーパー鮮魚の朝は確かに大変ですが、流れが分かってくると自然と動けるようになってきます。今つらいと感じていても、焦らず一歩ずつ覚えていけば大丈夫です。




